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SOUKEN トピックス第 208 号 ( 16.10.05 )

★☆免疫賦活試験★☆

夏も終わり、これから年末に向けて本格的な冬が到来します。

年末年始は季節柄、風邪をひきやすく免疫調節を必要とされる時期です。

また、年明けから花粉症もはじまるのでまさに免疫機構がフル活動になります。

免疫に関連する試験は、年末から4月ぐらいまでは本格的な実施になるので

長期スパンの試験は今から募集等々を始める必要があります。


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・ 自然免疫の1つであるNK細胞活性を指標とした試験実績が過去7件あります。

・ 複数回のスクリーニングで相対的にNK活性が低い方を選抜する方法です。

免疫賦活作用試験の評価系

細胞障害活性試験:NK活性
リンパ球表面マーカー:Two ColorCD16/CD56分析(NK細胞)
リンパ球増殖試験: リンパ球幼若化試験(リンパ球分離培養法?Con.A)
リンパ球産生サイトカイン測定:Il-2、Il-6、インターフェロンγ・・・
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ヒトの体は多くの細胞からできています。
一つの「社会組織」のようなものです。それぞれ細胞が自分の役割を持ち、
互いに協力しあいながら
自己を維持しています。その社会は、他の人間の細胞や他の動物の細胞を集めても
決して成り立つことはなく、個人のものでなくてはなりません。


それは、上述の細胞で成り立つ社会が「自分でないもの≒非自己」を拒絶する
仕組みが備わっているからです。
この仕組みを免疫と言います。
免疫の言葉の由来は「疫病(病気)を免れる」という意味からきているように、
外部から体内に侵入する病原菌を「自分でないもの」と認識して、
体内から排除することです。
自分でない他者を見きわめ、自分を守ることが免疫系の仕事です。
免疫力とは、私たちの身体に備わっている防御システムのことを指します。
私たちは、ウイルスや細菌、目に見えない有害な物質に囲まれて暮らしています。
それらの病原菌が体内に入ると、まず常設部隊にあたる「自然免疫系」が
撃退に向かいます。
それでもダメなときは「獲得免疫系」と呼ばれる緊急部隊が動き出します。
まずは、このように二段構えで外敵を打ち負かそうとするシステムになっています。