SOUKEN トピックス第 228 号 ( 18.06.05 )
★☆肝臓の硬さの計測装置 フィブロスキャン★☆
肝臓の硬さの計測装置 フィブロスキャンを導入しました。従来は、線維化(肝臓が硬くなること)の判断は、
血液検査とCTや肝生検で行っていました。
また、従来では一度、線維化がはじまると不可逆反応のため
再生はしないと考えられていました。
その一方で、近年の研究ではアルコール性疾患であれば、
アルコールを断つことによって線維化が元に戻り、
ウイルス性疾患であればウイルスを除去することによって
元に戻ると言う可逆反応であるということがわかってきました。
フィブロスキャンは、非侵襲・非観血な計測です。
体を傷つけることのない非侵襲方式のため、出血の心配がありません。
フィブロスキャンを用いて、肝機能改善の評価が可能です。
また、検査結果をリアルタイムで表示します。
肝臓の硬さをキロパスカル(kPa)としてその場でリアルタイムに表示します。
また、追加ソフトで肝脂肪の脂肪量も測定出来ます。